wararabanasi’s diary

笑楽と書いて(わらら)と読みます。日常の出来事をこ噺にしました。

負けず嫌い! 競い合いって笑顔になる! 逃げるが勝ち! 無駄にエネルギーを使わない! 早いもん勝ち! 最初に抜けたもん勝ち!

負けず嫌いは、
競い合ってお互いが、
笑顔になったら
最高な気分です。

競い合ってジャジ
するようなら、
お互い、気まずくなることもあります。

 「逃げるが勝ち」と言う言葉があります。
無駄な争い事をするくらいなら、
遠ざかった方がよいと言う意味です。


何度も何度も自分の考えを通して、
周りがなにも言わないから!
自分が正しいと思う人がいます。

「周りがなにも言わない!」

言っても聞き入れてくれない、
周りは諦めていると思いましたね。


次は「早いもん勝ち」です!
聞き入れない人と労働はしたくないと
思う人が、一人
思う人が、二人
思う人が、三人
プチ反乱が起きまして、
遅れをとった最後の人が、
我慢の日々を続けることになりました。

 

 


こ噺


棟梁:
どぉ~した?


女将さん:
お両が言うにはねぇ
相談事はお良さんが一番だって言うからねぇ
金遣いの荒いお両のことだからねぇ
銭のことは無理だよぉって言ったら、
ちゃんと返してるじゃないかぁ
って言うから、
返した銭をまた借りるだろぉ
返したことにはならないよぉ

貸した銭がお両とあたしの間を
行ったり来たりしているだけじゃないか!
口では返したって言ってるが、
現物の銭はあたしの手元にないんだよぉ
って言ったら、
ずる賢いお両が言った言葉がぁ


お両:
お良さんは(※1)両替商かい!
銭が行ったり来たりで
手元に銭が無いって言ったよねぇ
返した銭をまた借りたら
手元に銭が有るわけないよねぇ
銭を借りたすぐに、
手元に銭があるってことは
借りた銭に色を付けろってことかい!


女将さん:
借りてるお両が大口たたくんだよぉ
頭にきたから、色を付けてくれるのかい!
って言ったら、
返ってきた言葉がなんだと思う!

色を付けるぐらいなら、
両替商で借りるよぉって言うんだよぉ

あぁ~、はらがたつぅ~。
なら両替商で借りゃ~いい、
二度と銭は貸さないからねぇ
って言っちまったぁ~

はぁ~、
売り言葉に買い言葉になっちまったぁ~
お両が乱暴な物言いをするから、
あたしも乱暴な物言いになっちまったぁ
はぁ~…


棟梁:
そんでよかったんだよぉ
お両の亭主が、おれんとこ来てなぁ
お良さんに申し訳ねぇ~ことを、
お両が言っちまったぁ~てぇ
詫びに来てたよぉ

それからなぁ、
お両の亭主が女房を怒ってなぁ
そんなんなら内職でもして
銭を稼げって言ったそうだよぉ
そしたら稼ぐ大変さと、
お良さんの、
有り難みが分かるだろぉ~ってなぁ

だがなぁ!
負けず嫌いのお両だぁ!
お両がやったことは(※1)口入れ屋に行って
自分が出来る仕事を
探してもらってるらしぃ

ここでも、
売り言葉に買い言葉だぁ、
あとはお両次第だぁ~
お両がどう出るかぁ、

お良は、気長に待ってたらいいよぉ、

 

 


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「負けず嫌い」
比べる対象がいるから
この言葉が出てました。

比べる対象を自分に向けることも
できると思いましたねぇ。
自分に向けると、
過去に出来なかったことが、
一つ、また一つと解決できることに、
気づきました。

出来なかった過去の自分が居ます。

あたしは数学が苦手で通信簿は3でした。
40年ぶりに二次方程式
解いてみたくなりましてね。
久しぶりに数式を見たら?
こんなんだったか?
チンプンカンプンでしたねぇ?
YouTubeで解き方を再度学んで、
正解率が上がったときは、
思いっきり喜びましたねぇ!

過去の自分が難題だった数式を
解くことができました。
「負けず嫌い」の良さ!ですね。

 

 

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※1
両替商
金銭の売買に金銭の貸し借りを
してたそうです。

斬新奇抜(ざんしんきばつ)
際立って新しく、
普通の人が思いつかないようなさまがぁ~!
江戸時代に両替商を始めた
三井高利(みついたかとし)です。

現在の「三越伊勢丹」と
三井住友銀行」を作った人物です。
天才商人と言われたお方です。


※2
口入れ屋
仕事を紹介してくれる、
ハローワークのようなものです。


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今日の笑楽(わらら)噺はこれまで

またのお越しお~。