wararabanasi’s diary

笑楽と書いて(わらら)と読みます。日常の出来事をこ噺にしました。

無理なくやせる脳科学ダイエット (久賀谷 亮著)

ダイエット効果がないのは脳のしわざ。

ダイエットのイメージは?

 

「食べたいものをガマンする」

ガマンすると、ストレスがたまる。

ストレスがたまると、「ドカ食いして後悔する」

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自分の心をコントロールはできないの???

 

 

「食べ方」を変えたいなら、まず「脳」を変える 

「食べる」という行動は、脳によって調整されています。

食べ方の習慣も、食べたい欲求も、脳が「学習」したものです。

 



著者、久賀谷 氏は、

米ロサンゼルスにあるメンタルヘルス・クリニックの院長であり、

かつてイェール大学などでは先端脳科学を専門としてきた研究者です。




「もう根性論には頼っていられない!」

「食べたい欲求を無理やり抑えつける」のではなく、

「うまく乗りこなす」ための脳科学ダイエット。

 

 

脳科学に基づいてあなたの脳を変え、

その結果として「無理なくやせる」ことを可能にします。




本書は、マインドフルネスをベースとしながら、

食行動を変えるさまざまなアプローチを統合して、

総合的なダイエット・プログラムとしています。




 

脳科学ダイエットを学べば、

脳そのものが「ガマンしなくても太らない」状態に変わって、

リバウンドも回避できるのです。




『無理なくやせる脳科学ダイエット』は、

ストーリー仕立ての作品。

 

主人公がダイエットシェアハウスに入居し、

マインドフルネスダイエットのノウハウを学んでいきます。

食と脳の関係について理解できる。

最先端の脳科学も、

ストーリー仕立てで読みやすく、分かりやすくなっています。

 

 

マインドフル・ダイエットは、

体型や体重を変えるのではなく、脳そのものを変えるの。

健康やスリムな体型や適度な体重というのは、

あくまでもその結果として手に入れるものよ。

 

その意味では、厳密にはそれはダイエット法と

呼ばないほうがいいかもしれないわ。

ただやせるってことを越えた、食事そのものの革命だから。

 



🙄:

食べたい欲求を抑えつけるのがダイエットだと思っていたわ。

ダイエット中は、

1日が早く終わって欲しい。

甘いものが頭に浮かんだら、欲しくて欲しくてたまらない。

ガマンして早めに寝るでしょ。

起床したら、ガマンできた自分が嬉しい。

でも、また、辛い1日が始まるのよ。

 

ダイエット中は、食べたい欲求を抑えつけるだけじゃなくて、

笑顔までも抑えてしまう。

やっぱり、根性論になってしまいます。

 

 

いまのあなたが太りすぎているのだとすれば、

それは「 太りやすい脳」になっているからなの。

 

 脳を変えてからじゃないと、 リバウンドを繰り返すだけだし、

 とても苦しい思いをしなければならない。

 

 脳は「可塑性(かそせい)」 があるという話は聞いたことがあるかしら?

人間の脳は継続的な働きかけによって 変えていくことができるのよ そして そのための有効な方法が マインドフルネスなの。

 

 



「自動運転モード」で食べていませんか?

 

🙄:

ストレス食いをしてしまったとき、

食べるという行動をとっておきながら、

何を食べたのか?

どんな味だったのか?ほとんど記憶にない。

ストレスの原因を思い出して、イライラしたり、

頭では別のことを考えているんだよね。



まさに、

「自動運転」モードで食べ物を口に運んでいる。

その結果、気づいたときには食べすぎてしまうんです。

 

まずは、しっかりと食べ物に注意を向けること。

 

マインドフルネスとは、

それは、「意識して"いま"に注意を向けること」

 

あなたの今までの食事との「関係」を意識して変えます。



 

習慣が引き起こす「自動運転」から抜け出すコツは、

「間」をつくることなの。

食べ物を出されてから

実際に食べる前に「間」をつくるのもそうだし、

ゆっくりと料理をするのも、

食べるまでの「間」をつくっているという意味では同じよ。

 

脳の「自動運転」ってこういう間(ブレーク)に弱いの。

ブレークがあることで自動運転が解除される余地が生まれる。

こうやってマインドフルな注意を向けるチャンスをつくっていくの

 

 



2つの車輪が「痩せられない脳」を生み出す

 

たとえば、ストレスでイライラしているときに、

たまたま甘いものを食べたら気分がスッキリした。

 

そうすると、私たちの脳はそれを「学習」してしまいます。

「ストレス→甘いもの→気持ちいい」



これが繰り返されることで

「ストレス→甘いもの→気持ちいい」

という結びつきはどんどん強くなっていく(強化学習)。

こうしてできあがることが「習慣」よ。

人間の行動が癖になること。

 




ダイエットの「思い込み」を外す3つの発想転換

 

「究極のダイエット」3つの特徴

①「食べ物」ではなく「食べる」を変える

②欲求を「抑えつける」のではなく、「乗りこなす」

③「お腹」ではなく「心と脳」を満たす



私たちの脳は、ちょっと油断をすると

過去と未来をさまよってしまうクセがあります。

「あのとき、ああすればよかった」

「これからどうなるんだろう」とかね。



🙄:

仕事中でも通勤中でも過去を振り返って落ち込んだり、

いやいや、大丈夫、って見えない未来像を考えたりするわね。



私たちの脳は、ちょっと油断をすると

過去と未来をさまよってしまうクセがあるのよ。

でも、

今、コントロールできなくても大丈夫。

その自分を受け入れて。

 

過去と未来をさまよっている自分に気づけば、

さまよっている自分をコントロールできるじゃないの。

 

マインドフルネスとは、

それは、「意識して"いま"に注意を向けること」



🙄:

あ!

今、あることに集中するってことね。

仕事なら、今ある作業に集中する。

期限に間にあせることに集中する。

それが今やることよね。

 

食事なら、今ある食べ物に集中する。

この食材は、農家の人が丹精こめて育てたのよね。

って、考えたことなんてなかったわね。



意識して"いま"に注意を向けると、

食材にも意識が向くでしょ。

そのときは、

過去に戻ったり、いやな未来を想像しなくてすむでしょ。

 

🙄:

でもーー。

 

ダイエットに対する思い込みも

脳に何十年と蓄積されたことなんだから、

 

「意識して"いま"に注意を向けること」を続けて、

少しずつダイエットに対する思い込みを外していけばいいのよね。

焦らない、焦らない。

 

🙄:

ダイエットの思い込みを意識して少しずつ外していけば、

脳は、それがあたりまえになっていくってことね。




食に問題を抱えている人の一番大きな共通点はなんだと思いますか

それは、

「自分に満足していないこと」



🙄:

それって、自分への不満をダイエットによる変身で

自分を満たそうとしているってことなんだ。



マインドフルネスは、

食べることでは満たされない空虚感のルーツを知り、

それを違ったかたちで満たす方法を教えてくれる。

食べ物に頼ることなく、

正しく自分を満たすことができるようになるのよ。

 



🙄:

やせるには 「自分に優しくなる技術」も欠かせないってことね



 

マインドフルネスが脳に及ぼす影響については、

多くの科学的エビデンスが積み上げられており、

食行動改善への応用もはじまっています。

 

 

 

😃:

このダイエット法の効果を示す科学的データもあるので、

安心して「マインドフル・ダイエット」ができるってことですね。



本書には、自分にやさしくなる方法や

「続ける力」を高めてくれるメソッドなどなど、

 

STEP 1 「なんとなく食べる」をやめる

食事改善メソッド[基本編]

 

STEP 2 「自制心」に頼らない食べ方

食事改善メソッド[スキルアップ編]

 

STEP 3 「食べたい」の波を乗りこなす

欲求管理メソッド

 

STEP 4 なぜいつもお腹が減っているのか?

自己充足メソッド[基本編]

 

STEP 5 「人生の空腹感」がなくなる

自己充足メソッド[スキルアップ編] などなどあります。



「無理なくやせる脳科学ダイエット」

本書を読んで、無理なく実践することで、

 

「食べたいものをガマンする」「ダイエットが続かない」

「意思が弱い」などなど自分を責めることも

食と脳の関係について理解することで、解決することができます。

 

健康的な脳と心づくりから始めることで、

笑顔あふれる美しいボディになってみませんか!

 

 

今日の笑楽(わらら)噺はこれまで

またのお越しおー