wararabanasi’s diary

笑楽と書いて(わらら)と読みます。日常の出来事をこ噺にしました。

『やり抜く人の9つの習慣』コロンビア大学の成功の科学

なぜ目標を達成できないのか?

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「3週間がんばって、体重がたった1kg減?」

 

「企画書を提出したら、上司にダメ出しされた?

 前回は一発で通ったのに。」などなど、



何かを始める時は、出来た自分をイメージしますよね。

日々、何かを試みては、達成できたら喜びます。

 

モチベーションが上がれば、やる気倍増。

モチベーションが下がれば、"なぜ"って思いませんか。

 

そこまでの過程を思い出して、

"なぜ"って、イメージをすることも目標の成功につながります。

 

😲:

どういうことですか?

 

たとえば、ダイエットなら、

「3週間がんばって、体重がたった1kg減?」

 

😲:

10kg減を目指しているんですよ。

何ヶ月続ければ、私はスリムになるの?



そこに、

ダイエット成功者がいるとしたら、聞いてみたくなりますよね。

 

興味を持つことが活力を高めてくれます。

 

本書には、実践的な内容で、

成功確率を高めるための方法があります。

 

そこには、心理学の結果から明らかになっています。

 

科学的に裏付けされていますから、

読めば納得できることばかりです。



著者、ハイディ・グラント・ハルバーソンさんは、

コロンビア大学モチベーション・サイエンス・センター副所長。 

コロンビア大学で博士号を取得。

 モチベーションと目標達成の分野の第一人者です。

 

林田レジリ浩文(翻訳)

早稲田大学社会科学部卒。保険代理店経営のかたわら数百冊のビジネス書、心理学書の洋書を読み、気に入った本を自ら売り込み出版するスタイルの異色の翻訳者です。



これまでの多くの心理学の調査によっても、

仕事や私生活で目標を達成した、

いわゆる"成功者"と呼ばれる人たちは、

共通する思考や行動のパターンがあることが明らかになっています

 

つまり「才能が成功に導いた」のではなく、

彼らは「ある種の思考や行動によって、自らを成功に導いている」

のです。

 



『やり抜く人の9つの習慣』

 

この9つのことをいつも心に置いておけば、

成功確率を高めることができて、

目標達成できる自分に、自信がつきます。

 

成功に必要なのは、とてもシンプル。

 

「努力すること、正しい戦略を立てること、

 詳細なプランを立てること、

 そして成功をつかむまであきらめないこと」

 

 

目標に具体性を与える

 

「自分が望んでいるものは何か」

これをはっきりわかっている人は、

そこに到達するまでやり抜くことができます。

 

まずは、

「自分が望んでいるものは何か」→「いつまでに何をするか」

具体的かつ詳細に、自分が達成したいことを考え抜くことです。



😲:

10kg減を目指しているんですよ。

何ヶ月続ければ、私はスリムになるの?

 

じゃなくて、

 

具体的なら、

・ウォーキングで12ヶ月で10kg減を目指す。

・6時に起きて30分ウォーキングする。

・甘い物は体が活発に動いている時間帯に食べる。

・就寝3時間前までに夕食を食べ終える。

 

日常に組み込めば、いいですね。

これが習慣化すれば.... 私、習慣化できるかな?

 

安心して。

 

目標を強くつかむ

強い心構えを持つためにとても有効な方法があります。

 

それは、「メンタル・コントラスト」

 

 

メンタル・コントラストとは、

「私にとって成功とは何か」そして「成功への障害は何か」

この2つを繰り返し心の中で考えることを

心理学では、「メンタル・コントラスト」と呼びます。

 

このテクニックの具体的方法は、

 

1目標を達成し、成功したときの「感情」をしっかりと味わう

 

2心の中で、そのときに起きていることを明瞭にイメージする

 

・周囲の様子はどうなっているでしょうか?

・どんな声が聞こえてくるでしょうか?

 

3そこに至るまでの、障害を考える

 

 

 

😲:

10kg減したら、9号サイズのワンピースが着れる。

サイズでワンピースを買っていたのが、

これからはデザインでワンピースを買うことができる!

それから、

「どうやってダイエットしたの?」て聞かれたら嬉しいよね!

私にもダイエットができたって自信もって言えるよね。

現実は、まだなんですけど。



成功した自分を想像するのは楽しいですよね。

そこで、

 

成功した自分を想像するのは楽しいことですが、

それだけでは本当の成功をつかむことはできません。

 



😲:

3そこに至るまでの、障害を考える

「今自分に足りないものは何なのか」を考えるってことですか。

 

それなら、

ダイエットには停滞期がある

停滞期が訪れても、今までのペースにちょこっとプラスして

ダイエットを続けるには、

・通勤電車を一駅手前に降りてウォーキングする。

・体重や食事・運動を記録するなどなどを考えたら、

 

「痩せにくい体質だから、ダイエットしても無駄だ」って

諦めなくてすむってことね。



具体的かつ詳細に、

自分が達成したいことを考え抜くことも

「不安に思って障害を探す」ことも成功への大切なステップです。



😲:

でも、不安に思って障害を探すと、

成功するのはたいへんだって思いますよね。

 

 

自分の前に横たわる課題や困難をしっかり見つめることで、

「成功するのはたいへんだ」と思っている人は

「最善の努力をしなければならない」と考えるので、

大きな成功をつかむことができます。

 

 

能力は伸ばすことができます。

 

どんな分野の能力でも、一般に思われているより、

ずっと柔軟性があるものです。

つまり、能力は努力次第で伸ばせるのです。

 

 

例えば、プロスポーツ選手や優れた起業家だと、

「なんてすばらしい才能の持ち主なんだろう」と

憧れの気持ちで見てしまいます。

 

同時に「自分にも、もう少し才能があれば」と、

うらやましく思うことは誰にでも経験があるはずです。

 

ですが、

 

能力は経験や努力を重ねることによって高めることができます。

能力とは変更可能なものです。



😲:

そうはいっても....

「◯◯さんだからできたのよ」っていう人もいますよね。

 

そこで、

 

「やり抜く力」を持つ

GRIT(グリット)=やり抜く力

心理学用語としては「長期目標に向かうときの粘り強さとやる気」

を意味します。

 

【固定的知能観】と【拡張的知能観】



【固定的知能観】の人には、

「自分の成長」が不安を駆り立てる原因になっていまう

 

それは、

 

「努力して、自分や状況を良くすることなど不可能」

という考え方だからです。



一方【拡張的知能観】を持つ人は、

「努力不足だった」「戦略を間違えた」「プランを練らなかった」

などと、自分の努力や行動のせいにします。

 

こう考える結果、

彼らは困難な状況下でも、努力を続けることができます。

 

自分でコントロールできることに原因があると考えれば

「成功は自分のがんばり次第」と信じることができるからです。

 



😲:

「なぜ目標を達成できないのか」じゃなくて、

 

「目標を達成するのは、自分のがんばり次第」

ってことなんですね。



本書を読んで、

 

「分かっていそうで、分からなかったことが、分かった!」

 

それは、

 

1.具体的かつ詳細に、自分が達成したいことを考え抜くこと。

 

2.「不安に思って障害を探す」ことも成功への大切なこと。

 

3.「成功は自分のがんばり次第」と信じること。



『やり抜く人の9つの習慣』

 

本書で得る知識を、実際の行動に落とし込めば、

目標を達成する可能性が高くなります。

 

実践的な内容で、

成功確率を高めるための方法が凝縮されている、

ぎゅっと詰まった一冊の本です。

 

 

また、気づいたことがありましたら、

ブログ更新したいと思います。



今日の笑楽(わらら)噺はこれまで

またのお越しおー

 

2021  12  9