wararabanasi’s diary

笑楽と書いて(わらら)と読みます。日常の出来事をこ噺にしました。

韓国ドラマを感情で見る?Netflix「D.P. -脱走兵追跡官-」

何から守るの?

 

仕事もあるし、生活できるだけのお給料もあるし、

 

守る...?

 

防犯ブザーに撃退スプレーも持っているし、

帰り道には交番もあるし、

 

守る...?

 

極力上司に逆らわないようにしているし、

ムカつくことがあれば家族に聞いてもらっているし、

私なりに自分を守るすべは知っている方だと思うんですけど。



職場で愚痴をこぼすと誤った解釈をされることもあるよね。

家族からすれば、もどかしいらしいけど、

何度か経験した私の答えが、

 

家族に聞いてもらうのがいいかな。

 

守る...?

 

約束を"守る"から信頼できる。

そこがあなたの良さなんだよね。

 

あー、あなたも愚痴を聞いてくれてるわね。



守ってあげたい。

 

職場でいじめられた時、同期がかばってくれた。

同期が言うには、

経験は数年も先輩なのに、

マニュアルに沿っての指導なのに、

新人なのに年齢を盾に言いたい放題。

理不尽にも程がある。

私が盾になってあげるから。

 

実際、こういうシーンが何度もありました。

 

😲:

助けられた時は、

私が出来ることはやってあげたいと思ったし信頼できる人がいる。

もし、助けてもらえなかったらどうなっていたのか?

想像もしたくない出来事。




身を守るすべもない。

助けを求める場所さえない。

不安と恐怖が入り交じり精神的に追い込まれていった先に

想像すらできないと思ったドラマが、

 

「D.P. -脱走兵追跡官-」




 





Netflix「D.P. -脱走兵追跡官-」

 

兵役義務により入隊したアン・ジュノが

軍の脱走兵を追跡する部隊に配属されることに。

任命された兵士2人1組で

それぞれに事情を抱える脱走兵を追跡する。

それが、

「D.P. -脱走兵追跡官-」

脱走兵を”無事”連れ戻すことが任務。

 

陸軍103歩兵師団憲兵隊に入隊した二等兵アン・ジュノ。

 

洞察力の鋭さと物怖じしない態度に

身につけたボクシングの経験もあって、

D.P.担当官のパク・ボムグ中士にかわれ

D.P. -脱走兵追跡官の任務につくのですが、

 

初めてD.P.の任務に就いた時、

遊びほうけている間に脱走兵が自殺してしまい、

その責任を感じながら

脱走兵を無事に捕まえることに全力をつくすようになる。




この境界線を越えてしまえば、

脱走兵になり追われることになる。

捕まれば懲役刑が待っている。



😲:

心が壊れてしまった時、

境界線を越える恐怖と戻ることへの恐怖が拡大した時にこの境界線を越えてしまうのか...

 

人間関係やいじめなどに耐えられず

自暴自棄になって脱走するケースや

休暇で出たまま復帰しないケースもあって

捕まれば懲役刑なので激しく抵抗する脱走兵もいて危険な任務が、

「D.P. -脱走兵追跡官-」なんだね。



脱走兵を”無事”連れ戻すことが任務でも

相手(脱走兵)の事情を知れば同情する場面もあったり

見逃したい気持ちもあったりと

アン・ジュノ自身も葛藤しながら相手(脱走兵)を追う。



😲:

危険な任務を終えて部屋に戻れば、

同室の兵長から難癖つけられて暴力を受ける。

ボクシングで鍛えた機敏な反射神経と

判断力で何とか暴力を回避するのですが、

アン・ジュノ自身も葛藤しているんだよね。



脱走兵を見つけ脱走兵が抵抗した時にD.P.がかけた言葉が、

 

「俺たちが助けるよ」

「助けてやるから」

 

脱走兵からすれば、

 

「どう助けるんだ」

「もう戻ることはできない」

 

「何かしないと何も変わらない」

 

優しい性格で怒ったり声を荒げたりすることはなかった

第三小隊の一等兵チョ・ソクポン

ジュノとも親しいアニメ好きの優しい先輩が、

陰湿ないじめにあい脱走する。



なぜ俺が追われるんだ。

罪があるのは相手なのに、なぜ俺が加害者なんだ。

 

悲痛の叫びに関わることへの恐怖にどうすることもできない、

解決する手段や方法が...

為す術もない状況下で任務は脱走兵を”無事”連れ戻すこと。

脱走した経緯がどんなに理不尽なことばかりでも

今、取りおさえなければ、

危険を避けるためにも彼を取りおさえなければ。

 

捕まる恐怖よりも、軍に戻される恐怖を強く感じた。

 

「何かしないと何も変わらない」

 

追い詰められ、自ら命を絶ったチョ・ソクポンを

止めることができなかったアン・ジュノが

泣き叫ぶ姿に悲痛な思いが伝わり

衝撃的なクライマックスを見終えて...

 

D.P. -脱走兵追跡官-2シーズン は時間をおいて見ようと思います





⭐何から守るの?

 

私が盾になってあげるから。

 

 

😲:

いつも盾になってくれる人がいるとは限らない。

もし、助けてもらえなかったら?

 

相手からすれば、

こちらが黙っているから、

相手は正当なことを言っているつもりなんだと思う。

 

感情的になって言い合いになれば、相手と同じになる。

言わないことも優しさの1つなんだと思う時もあって、

なんせ、相手は5つも年上ですから。



😲:

言わないことが優しさなら、

自分の気持ちを抑えているようにみえるんですけど?

そのまま続けていたら、

 

優しさが憎しみに変わるかも?

 

あなたの優しさの捉え方を変えてみたら!

例えば、

 

職場でタメ口→年上、年下関係なく職場では敬語でしょ。

周りも思っていることだと思う。

 

年下に指導されて嫌な顔をする→理解できていない表情なのかも。

「ご質問ありませんか」と聞くのも優しさだよね。

 

・捉え方次第で変わることもできる

・捉え方次第で守ることもできる

・捉え方次第で明るくなれる

 

😲:

3つの中に含まれるのはなーんだ。

それは、自分自身!

 

私の妄想なんだけど、

年上の新人さんには、

ちょっとびくびくしているあなたが見えているから

年上を強調しているんだと思う。

 

あなた自身が明るくなるだけでも年上の新人含め、

周りの人達も気分いいと思います。



 

真面目で誠実な人柄ゆえに軍や仕事に対して葛藤する

主人公の二等兵アン・ジュノと

ひょうきんさと優しさでアン・ジュノをうまくサポートする

上官兼相棒のハン・ホヨル。

 

脱走兵を”無事”連れ戻すために脱走兵の情景を知れば知るだけ、

危険を避け無事に連れ戻したい気持ちが伝わってきた、



脱走兵を”無事”連れ戻すことが任務。

脱走兵を守ることになるんだと思えた韓国ドラマが、

 

「D.P. -脱走兵追跡官-」