wararabanasi’s diary

笑楽と書いて(わらら)と読みます。日常の出来事をこ噺にしました。

向き不向き?それとも前向き? その1つはっと言うと、「嫁」「姑」

🤔:

職場で向き不向きってことを言い出す人がいますね。

 向き不向きと思うのはその人の勝手ですが、

 

「あいつは今の仕事に向いていないんじゃないの?」

 

何度も繰り返していると、相手の良さが見えなくなると思います。

 

向き不向きは職場だけには限りません。

家庭でもあると思います。

その1つはっと言うと、「嫁」「姑」

 

夫に嫁いだのか?家に嫁いだのか?

時代は変わっても嫁姑問題はなかなか大変なようです。




小噺

 

お姑さん:

うちは客商売だからね、笑顔1つで客入りが違ってくるんだよね。

容姿はいいんだからニコッと笑顔を見せるだけでいいんだよ。

黙って店先に座られちゃー、商売にならない。

座るだけなら黒(猫)の方が役にたっているね!

幸さんは客商売には向いていませんね。

 

悟(息子):

母さん、それは言い過ぎですよ。

いくらなんでも黒(猫)と比較するのは幸さんに失礼ですよ。

 

お姑さん:

他人事のように言いますね。

悟(息子)がみそめた嫁だから、悟を信じて嫁入りを認めたんですよ。

こうなると分かっていたら

先代がやっていたお試し期間をすればよかった。

 

悟(息子):

そうでした。

母さんはお試し期間で合格だったんですよね。

でもね。

今の時代にお試し期間なんて言ったら誰も嫁にはきませんよ!

 

お姑さん:

そういうもんかねー。

 

幸さん(嫁):

昼食の片付けをすませました。

お母さん、どうしました?

 

(慌てた様子のお姑さん)

 

お姑さん:

あ?

町内会の寄り合いがあったんだ!

行かせてもらいますよ。

 

幸さん(嫁):

いってらっしい。

 

悟さん、またお母さんの小言ですか。

私が笑顔がないとか?

容姿はいいんだから

ニコッと笑顔を見せるだけでいいんだよ、とか。

 

悟(息子):

聞こえてましたか!

母さんの言うことは気にしないでください。

私から、

 

幸さん(嫁):

いいんですよ。

いつものことなのでそれ以上は言わないでください。

ムカついてきますから。

 

悟(息子):

あ、怒っていますかー。

 

幸さん(嫁):

何度も聞かされていると、

私はこの家には向いていないんだって思うこともあります。

お母さんの言うように

先代がやっていたお試し期間をすればよかったのか?

お試し期間で不合格なら私はこの家に嫁ぐこともなかったー。

残念なようにも思います。

でもね、

私は悟さんと夫婦になったんです。

家に嫁ぐとは聞いてません。

 

面と向かってお母さんにいう勇気はありませんし、

そんなことを言うと、

屁理屈だという人もいますが愚痴の1つも言いたくなります。

 

悟(息子):

私は、幸さんの愚痴なら聞きますよ。

今も愚痴の1つを聞いていると思うんですがー。

 

幸さん(嫁):

それでは、お言葉に甘えまして愚痴の2つ目。

 

黙って店先に座られちゃー、商売にならない!

誰が言ったとはいいませんが、

 

店先でニコニコして接客をしています、私は。

誰とは言いませんが、入れ替わりに接客をしてますから

私の笑顔を見ることはないっと思います。

 

あ、誰とはって言い方はお母さんに失礼なので

お母さんといいますね。

 

私もお母さんの笑顔で接客する姿を見たことはありません。

 

それなのに、私には笑顔がない?

決めつけないでください。

 

それから、笑顔を見せなくても商売になるやり方もあります。

ネットモールにお店を出すこともできます。

悟さんと出会う前には

ホームページを立ち上げてフリマの経験もあります。

経験をいかせて今の時代にあった商売ができるように考えて

進めているのに・・・

目頭が熱くなります。

😓😓😓😓😓



悟(息子):

幸さんの気持ちはよーく分かります。

 

母さんが

「幸さんは客商売には向いていませんね」

ってことは、

客商売に不向きだって言ってることよりも、

笑顔がないってことに幸さんはムカつくんですね。

それでも、

今の時代にあった商売ができるように考えてネットモールに出店しようと前向きに進めているってことを言いたいんですね。

 

向き不向き?と思うのは勝手だけど、

何度も繰り返していると、

相手の良さが見えなくなると言いたいんですね!

 

それなら、

母さんが戻ってきたら幸さんの気持ちを伝えます。

 

幸さん(嫁):

今は、言わないで!

 

悟(息子):

なぜです?

 

幸さん(嫁):

どんなに前向きでも実現しなきゃ、

「絵に描かれた餅」なんて云われたくない!

口だけ女、口だけ嫁って言わせない!

実現してからお母さんに伝えます。

 

悟(息子):

私にまで内緒だったとは、寂しいですねー。

 

幸さん(嫁):

なにいってんの!

ネットモールに出店する前に、やることがたくさんありますよ!

 

※「絵に描かれた餅」

二字熟語で画餅(がべい)ともいいます。

 

終わり。




向き不向き?それとも前向き?

 

「あいつは今の仕事に向いていないんじゃないの?」と、

言われて落ち込むこともありますが、

向き不向きは他人が決めることでもなければ、

本人さえも分からないと思います。

 

例えば、5つある内の1つでもやりこなせたら、

喜んで自信になります。

自信になれば、お次はどうやりこなせば上手くいくかな?

少しずつ前向きな気持ちになると思いますし、

前向きな気持ちが少しでもあれば、

向き不向き?って言葉は私には要らない言葉だと思いました。

 

偉そうなことを言っている私ですが、

他人の言葉に左右されて辛くなることもたくさんありました。

それでも、1つ上手くいけば喜んで笑顔になれる私がいます。

決めることは自分で決断することになりますが、

向き不向きは本人さえも分からないんじゃないかって思いました。



まだまだ続くよ私の人生!

 

これからもいろんな経験や体験をしたことで

気づいたことをブログにしたいと思います。




今日の笑楽(わらら)噺はこれまで

またのお越しおー