wararabanasi’s diary

笑楽と書いて(わらら)と読みます。日常の出来事をこ噺にしました。

「起承転結」

起: 物語と場所ですね。
承: 物語が進んでいきますね。
転: 急展開したら読者が喜びますね。
結: 結果ですね。
オチがあるとなお良しってね。

  あたしはブログ初心者です。
場景が浮かんできましてね。
頭ん中で物語が進んでいきましてね。
浮かんだまんま、書くんですよ。
自分がうけてるもんだから
OKサインを自分に出すんですね。
一読者がいましてね。
上出来と思ってるあたしは
さっと手渡して読んでもらうんですね。
感想わ、って聞きますとね。
何を伝えたいのか?
ここはどこだ?
オチはあっても流れにそってない?
自分で読み返すんですね。
言っちゃうのもなんですが
あたしにも分かんない。
頭ん中はどんな物語でも作ることができますね。
ヘンテコリンな世界で楽しんでるあたしですね。
さて、伝えるにはどぉ~したもんか、ですね。

こ噺

女将さん:
八、筆くわえて険しい顔してどぉ~したんだい

八:
おみよさんに文だしてぇ~んですけど
思い浮かばねぇ~

女将さん:
洒落たことするんだねぇ~
文でなにを伝えるんだい、あ!恋文かい、いいねぇ~
あたしが教えてあげるよ、これはどうだい
おみよさん、大好きです、夫婦(めおと)になってください
単刀直入がいいよ、それで振られたら次にいけるだろ

八:
振られる前提で書きませんよぉ~
これはストレートすぎます

棟梁:
なに遊んでんだい
ほほぉ~、恋文かい
八、これはぁ~、ストレートすぎるな

女将さん:
ですよねぇ~、八、あたしが言ったろ

八:
女将さんの責任転嫁だ、
ま、いいや、棟梁ぉ~、どう書きゃ~いいですかね

棟梁:
出逢って何度目だ、二度目かぁ
二度目で恋文か、一目惚れってことなんだな
どんなこと話たんだい
ん~、ん。ん~、ん。
それじゃ~、お見合いみてぇ~だな
出身地、生い立ち、趣味、好きな食べ物
八よぉ~、洒落たことは言ってねぇ~のかぁ~
今は花見の時期だ、桜でも見に行きましょ、とか
向島て芝居でもどぉ~です、とか
ま、いいや、恋文だったな、まず書き出しはこぉ~だな

恋文
おみよ様
あなた様と出逢ってから、早、二度目
なにを話したかさえも覚えてないほど
あなた様に見惚れてしまうあたしです
お時間が許す限り、一緒に居たいと思ってます
お時間が許す限りは、ながぁ~く一緒に居たい
一緒に居ると言うことは、夫婦(めおと)です
結婚してください
追伸
受け止めてくれるならご返事ください
捨てるならご返事はいりません

女将さん:
おまえさん、うけすぎぃ~
真剣なのか、ぶざけてるのか、
これじゃ~、直接言った方が言いよ
八、今から気持ちを伝えておいでぇ~

 

文を書こうとすると筆が止まりましてね。
その間、考えてるつもりが頭ん中は真っ白でしてね。
またあたしの負けん気が出てきて
続けていけば必ず上手く書ける、、ってね。
自分を後押ししましてね。
一日、二本、書くて決めましてね。
続けております。