wararabanasi’s diary

笑楽と書いて(わらら)と読みます。日常の出来事をこ噺にしました。

表裏一体 嫌なことを表にしたら、 嬉しいことに変わりました!

目標に向けて努力する人は

活き活きしてます。

前向きに物事を捉える人は

 目が輝やいています。

障害があると乗り越え方を考えます。

乗り越えられたら嬉しい。



表裏一体

あたしはですね。

嫌なことを表にしたらどぉ~なる?

考えたことがあるんです。

心が落ちついてから考えます。

心が荒れてるときは無理です。



こんなことを言われました。

「なんでも出来るからって、いい気になるな」

表に返せば、褒めてます。

 

あたしはこう思うことにしました。

表は努力の結晶で、裏は地道な努力

あたしの努力が実った瞬間です。

 

物事を表がこうなら、裏はこんな?

ひっくり返すと見方が変わることを知り

おもしろくなってきました。





こ噺



女将さん:

和解させるはずがこじらせちまった

悪いことしたねぁ~

可愛い子には旅をさせよってね、

 

言ったとたん

他人事だと思って

軽々しく言うんじゃないよ

って怒鳴れちまった

 

子はかすがい※1って言うこと

忘れてたよ

あぁ~、失敗したぁ~



棟梁:

帰ってきたぜぇ~、

なに落ち込んでんだい?

    

 

女将さん:

和解させるはずがこじらせちまった話だよ

可愛い子には旅をさせよって、

軽々しく言っちまったぁ~

    

 

棟梁:

いい言葉じゃねぇか

自分の子が可愛いんだろ、

そばに置いて甘やかして育てるよりも

世間の厳しさも経験させたほうが

子の為になるってことだろ

なんでおめぇ~が落ち込むんだぁ?

落ち込むことはねぇ~よ

 

夫婦喧嘩がたえないから

心配してると思うけどよ

可愛い子には旅をさせよってことは

娘のことを思って言ったんだろ

いいことじゃ~ねぇ~か

 

お正さんとこだろ、

子はかすがいって聞けば分かるよ、

 

親子のことだ、言いたいこと言ったら、

気持ちがスゥ~として仲直りするよ

    

 

女将さん:

そ~ならいいんだがねぇ~



棟梁:

おぉ~い、呼んでるよ



お正:

さっきはごめんよぉ~、

一生のお願いだ許しておくれ

 

あれから親子で話したんだよ、

娘に怒られちまった

おっかさんはカァ~となると見境がなくなる

その性分、直した方がいいよ、ってね

まぁ~、しっかりしてるよ、

親の口から言うのもなんだがねぇ~

どこに出してもいい嫁になるよぉ~

    

 

女将さん:

どこに出しても恥ずかしくない?

じゃなかったかな?

仲直りして良かったよ、

出てく話はどうなったんだい?



お正:

可愛い娘だからね

出すことにしましたよぉ(嬉)



女将さん:

あれ!嬉しそぉ~だね?

怒ってたのはなんだったんだい?



お正:

聞いて笑っていいからね(嬉)

六と出かけるだけなんだよ

笑っちゃうねぇ~



女将さん:

へぇ?

交際、認めたのかい!

娘に一本とられたねぇ~





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※1

子は鎹(かすがい)

木の柱と柱をつなぎとめる釘で

大きなホチキスの芯のような物を鎹と言います。

子供を鎹に例えて

子どもが夫婦を繋ぎとめる諺(ことわざ)です。



思ったことが、思い通りになる?

 

先月は給料が少なかったので

今月はこのぐらいは欲しいね。

毎月の口癖です。

 

口癖は、自分では気づかないんですね。

 

お金は幾らあっても邪魔にはなりません。

邪魔にはなりませんが、

毎月同じことを言ってますと………

 

その人の話を聞いてますと、

先月は出費が多かった、今月の出費も多い?

 

一年間聞いてた私が気づいたことは、

不足ばかりを言ってると、

また、不足が見えてくる!

 

思ったことが、思った通りになってます。

 

不足を追っかけてるようにみえます。

 

不足を追っかけてるのかなぁ?

思わぬ出費が出てきて

また、不足にとらわれて

また、不足になる。

堂々巡りです。

 

お金が欲しいと思っていながら

不足を追いかけてることに気づかない人。

 

「欲しい」の言葉が 

どんどん遠退いています。

 

表がお金なら、裏が不足。

 

周りは聞くだけです。






今日の笑楽(わらら)噺はこれまで

 

またのお越しお~。