wararabanasi’s diary

笑楽と書いて(わらら)と読みます。日常の出来事をこ噺にしました。

黒猫くんと三毛猫くんの 隣の隣の隣の隣を探検しょぉ~

今回は物語風にしました。

 今日は「幸せに気づいた黒猫くん!

    仲のいい三毛猫くんが

    思い出させてくれました!」のお話です。

 

黒猫:

今日はどこで遊ぼうかな?

裏庭では遊び飽きたし

隣の裏庭は耕し中~

 

三毛猫:

何を植えるのか楽しみだねぇ

 

黒猫:

隣の隣の隣も探検したから

隣の隣の隣の隣を探検しょぉ~

 

三毛猫:

隣の隣の隣の隣てなると

道を渡らないと行けないよ

怖くて渡れないよ

 

黒猫:

そうだね、

渡るのは怖いけど

何があるのか見てみたいし

今まで見たこともないものを

見ることが出来たら?

ここでじ~としているくらいなら

行ってみよう~!

 

三毛猫:

待って、待って~

周りに見えるのは人間の足だけ

遠くを見ても人間だらけ

危ないから引き返そうよ

黒猫くん、引き返そう~

 

黒猫:

いやだ、ここまで来たんだ

僕は引き返えさないよ

そのまま行くからね

三毛猫くんはどうする?

自分のことだから自分で決めなよ!

じゃ、僕は行くからね

 

三毛猫:

待って、待って~

危ない、危ない~

黒猫くんは怖くないの?

周りに目もくれない

突っ走って行くんだから

僕は着いて行けないよ~

僕は帰りたいよぉ~

 

黒猫:

もう一度、言うよ

自分で決めなよ!

 

三毛猫:

でもここまで来たら

僕だってどんな世界があるのか?

僕だって知りたい。

僕の知らない世界が

どんな世界なのか知りたい!

ん~、決めた!

黒猫くん、僕は着いて行くよ

 

黒猫:

着いて来るんだね!

僕が今だって言ったら走るんだよ

僕は後ろを振り向かないから

三毛猫くんは必ず着いて来るんだよ

そこを右に曲がるよ

一気に曲がるよ~

 

三毛猫:

うわ、急に止まんないで~

僕が一番だぁー!

黒猫くんを追い抜いちゃった!

あれ、黒猫くんどうしたの?

 

黒猫:

三毛猫くん、見てごらんよー

こんなにきれいな世界があるんだね

あの花はなんて言う花なんだろー

ちらちらと一枚ずつ落ちてくねー

 

三毛猫:

きれいだねー

僕の飼い主が言ってたけど

桜の花がちらちらと散る前に

お花見に出かけようって言ってたよ

ちらちらと一枚ずつ落ちているのは

もしかして、これが桜なのかな?

きれいだね!

 

黒猫:

きれいだねー

来て良かったね!

僕と三毛猫くんの家からは…

高い高いビルから見える景色と言えば

同じビルばかりだから

こんなにきれいな花を

見ることができて嬉しいね!

 

三毛猫:

黒猫くん、ありがとう

黒猫くんが僕を引っ張ってくれたから

こんなにきれいな花を

見ることができたんだよね!

 

黒猫:

僕が引っ張ったんじゃないよ

三毛猫くんが着いて来るって

決めたんじゃないかー

決めた三毛猫くんはすごいと思うよ

自分で決めきれなくて

いつもジーと家に居て窓から外を見て

僕達を羨ましそうに見てるとら猫くん

いっしょに外に出ようと誘ったら

黒猫くんが決めてくれたら

僕も外に出てもいいよ

僕じゃないよ、黒猫くんが決めるんだよ

そんなこと言われても

僕はとら猫くんにはなれないから

とら猫くんの代わりに

決めることはできない。

って言ったら座り込んだまま。

待ってらんないから

自分だけビルから降りてきたんだよ

だから、

自分で決めた三毛猫くんはすごいと思うよ

だから、もうちょっと遊んでく?

 

三毛猫:

ん、遊んでく!

なんか、嬉しいー!

決めてここまで来た

自分はすごいんだよね!

嬉しいー!

僕ってさいこー!!!

 

黒猫くん、木に登ってみよ~よ

うわ、なにこの小さい虫?

ブンブンいってるよ

ブンブンなにやってんのー

黒猫くん、楽しいね!

ブンブンいってるよー

 

白猫:

ここで何をやってるんだい?

勝手なことをしてもらうのは困るね

さっさと木から下りな

見慣れない顔だね

どこから来たんだい?

 

黒猫:

はい、

隣の隣の隣の隣を探検しょぉ~と

ここまで来ました!

 

白猫:

隣の隣の隣の隣ってどこだい?

分かんないこと言うね

私よりもっとうるさいのが来るから

さっさと帰りな

 

黒猫:三毛猫:

もうちょっと遊んでく!

 

白猫:

聞き分けがないねー

ほら、早く帰らないから

来たじゃないか

 

ボス猫:

あれ?

小ちゃいのが二匹

どこから来たんだぁ?

 

黒猫:三毛猫:

はい、

隣の隣の隣の隣を探検しょぉ~と

ここまで来ました!

聞いてもいいですか?

 

ボス猫:

なんだい?

 

黒猫:三毛猫:

この花はなんて言うですか?

このブンブン騒いでる虫は

なんて言う虫なんですか?

もうちょっと遊んでもいいですか?

 

ボス猫:

覚えてきたみたいに

喋りがピタリと合っている!

仲がいいんだねぇ!

 

この花が咲いてるのは桜の木だ、

綺麗だろ!

このブンブン騒いでる虫は蜜蜂だ

遊ぶのはいいが

うろちょろしてるのを他の猫達が

見て追い払うかもしれない

まずは、見慣れない小ちゃい二匹よ

ここに住んでる仲間を紹介しょう。

 

鼻が黒いのが、はな黒

いつもムスッとしてる、ムス

もごもご喋る、もご

それから白猫の白、そのまんまだなぁ

見慣れない小ちゃい二匹だが

遊び飽きたら帰るだろ~から

ほっといていいからな

 

三毛猫:

黒猫くん、

ここには人間がいないよね?

ここの猫達はご飯はどうしてんだろ?

僕は飼い主からご飯を貰えるから

安心だけど……

 

白猫:

心配ないよ!

1日2回、

食べ物を持ってくるおばあさんがいてね。

食べ物には困らない、

だからみんな安心して遊んでいられるんだよ

 

黒猫:

それなら、

僕もここで暮らしてもいいの?

 

白猫:

戻らないと飼い主が心配すると思うよ

ここにいる猫達は帰る所がないから

ここを住まいと思い仲間と

いっしょにいるだよ

見慣れない小ちゃい二匹よ

帰る家があるのは幸せなんだよ

それでもここに居たいなら

ボス猫に相談するんだね

 

黒猫:

それでも僕はここに居たい!

ボス猫に相談してみるよ

 

三毛猫:

僕は家に帰りたい

僕のことを

すごく可愛がってくれるんだ

探検するのは楽しいけど

家を出ようとは思わない

黒猫くんも

可愛がってもらってるんだよね

 

黒猫:

僕は可愛がってもらってるて

一度も言ってないよ

三毛猫くんはそうかもしれないけど

僕はそうじゃないんだ

ずっと独りぼっちなんだ

普段はペットショップで寝泊まりして

たまに家に帰っても

飼い主は仕事をしてる。

僕が居るから

癒されるって言ってるけど

僕は癒されてない。

寂しがり屋の猫だっているんだよ

 

三毛猫:

知らなかった、

僕はてっきり、幸せなんだと思っていた

それじゃ僕ん家に来たらどうかな!

遊び相手には困らないよ

なんせ、暴れん坊のマー君がいるから

毎日が鬼ごっこ遊びだよ!

家においでよ!

マー君がもう一匹、

猫が欲しいって言ってから

僕も黒猫くんが来てくれたら嬉しいな!

マー君はいつもいっしょに居てくれるから

寂しくないよ!

 

ムス:

そこの黒猫、

贅沢なこと言ってんなー

帰る家があるから

そんなことが言えるんだ

心のどこかで

「いつでも帰る場所がある」って

思っているんだろ

帰る家があったのに

そこには帰れない猫もいるんだよ

ここには捨てられた猫もいるんだよ

雨が降ってきたら

屋根のある所を探して

濡れたからだでブルブル震えながら

雨が止むのを待つ。

そんな思いをしたいのかい?

やさしいおばあさんがいるから

食べ物には困ってないが

おばあさんが来なくなったら

自分達で食べ物を探すことになる

毎日、食べ物があるとは限らない

お腹を空かす日もあると思うよ

俺はここに来る前がそうだったから

ボス猫がやせ細った俺を見かねて

ここに居ることになったんだ

 

さて、湿っぽい話はここまで!

 

もっと奥の方へ行くと

楽しいことがあるよ!

行くかい?

探検するぐらいだから

楽しいことを探してんだろ

俺は行くが、来たいなら着いてきな!

 

黒猫:

うわー、ここはどこ?

ムスさん、ここはどこ?

ムスさん、どこにいるの?

ムスさん、ムス……

うわ、君は誰なの?

僕と同じ姿をしている、君は誰?

なんで返事しないのかなー?

おーい、聞こえないのー

なに飛び跳ねてんの?

楽しそうだね!

僕も仲間に入れてよ

僕が好きな猫じゃらしだー

わーい、わーい、

もっと高く飛び跳ねることできるよ!

わーい、わーい、

もっと高く、もっと高くー!

 

三毛猫:

黒猫くん、黒猫くん、起きてよ

日も暮れてきたことだし、

そろそろ帰ろ!

 

黒猫:

ふあぁ~、

今、猫じゃらしで遊んでるところだから

ちょっと待って!

 

三毛猫:

黒猫くん、寝ぼけてるなー

さぁー、起きて、帰るよ

 

黒猫:

あれ?

猫じゃらしは?

誰が猫じゃらしで遊んでくれてたの?

誰が?誰が?

あ、僕が遊んでもらっていた人は!

あ、誠さんだ!

もっと小さい時だったから忘れてた!

思い出したよー!

誠さんにいっぱい、いっぱい、

遊んでもらっていたんだ!

寂しがり屋の僕を喜ばそうと

猫じゃらし買ってきたんだった!

僕は嬉しくてもっと高くもっと高くって

ねだっていたんだった!

僕は独りぼっちじゃなかったんだ!

三毛猫くん、僕はもうだいじゃぶ!

僕は幸せな猫だったんだよ!

今のままで幸せだから

三毛猫くん家に世話になるのは断るよ

じゃ、僕は帰るね!

三毛猫くん、また明日会おうね!

 

三毛猫:

???

ま、いいか!

僕なんて不幸せなの、

僕は独りぼっちなんだよって

寂しそうだったけど

黒猫くんが元気になってよかった!

ひなたぼっこでうとうとして

楽しい夢を見たんだね

元気になってよかったー。

夢の話は明日聞くとして

僕もマー君とこにかーえろ!



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好きな人を浮かべたら

楽しかったことを思い出せて

嬉しくなることがたくさんあると思います。

楽しかったことを思い出すと

その時に居た人が浮かんできて

笑顔になることもあります。

これからどんな人達と出会うんだろ?

これからも

どんどん楽しむ自分を想像します。

そしたら、笑顔になります。

明日の自分が見えてきます。

それは、自分がどう行動するかを

決めているから明日の自分が見えてきます。

明日の楽しみを一つ決めるだけで

また一つと繋がることがあります。

私の楽しみ方の一つです。

 

その一例が~これ!

 

宝くじ売場にて

 

私は心の中で

当たる、よね♪

当たる、よね♪

ほれ、当たった~♪

当たった~♪♪

ノッポくんで替え歌です。

 

食品売場でガラガラをしたら

一等が当たりました!

景品はビールの泡立て機!

今日最初のお客さんです。

と、マネキンさん。

1ケース買ったことも喜んでくれて

ティッシュ3箱とお菓子を5個も

頂きました。

ラッキ~~!

因みに

宝くじは買った分の金額は

戻ってきました!

こちらもラッキー!

 

明日の楽しみを一つ決める。

たまには

邪魔が入ってくることもあります。

そんな時に私がすることは

何を言われても

「そうなんだぁ~?」

 

「そうなんですか?」と言いますと

そうなの、って話し始めますから

問いかける言葉はなるべく

使わないようにしてます。

 

「こんなことを言ってたよ」

「そうなんだぁ~?」

たまにはアホっぽいのもいいかな!

私があいてをしてないと気づくんですね。

それ以上は話が膨らみません。




今日の笑楽(わらら)噺はこれまで

またのお越しお~