wararabanasi’s diary

笑楽と書いて(わらら)と読みます。日常の出来事をこ噺にしました。

使う言葉で笑顔にもなりますし苦顔にもなりますね

放った言葉を
最初に聞くのは自分!

考えたことなかったので
目から鱗でしたね。
美しい言葉を使うと
笑顔になります。
嫌な言葉を使うと
表情が硬くなります。
無理な笑顔は
こんな感じでしょうかねぇ。

 鏡に向かって~
口角を上げて目を見開いたら
般若顔(はんにゃ顔)
嫉妬に狂う女性の顔に
たとえたと言いますね。
おっと、
無理に笑顔作ろうと
するとこんな顔かい。
自分にごめんなさいです。


黙ってる時の顔って
どんなんだろ~?
鏡に向かってぇ~。
こんな顔かい。
寝起きの顔、しょぼしょぼ。
口角を上げたら「good smile」

 

言葉に戻りますね。

「言霊」
一つ一つの言葉にも
魂があると知りましてね。
そ~だとすると言葉を放った人の
心が見えてるんだと感じます。
あたしが感じたことですよ。


働くことは生活の足しにすること
働くのは仕方なくだね。
働くことは人生を
エンジョイするため~。
捉え方は人それぞれなので
思ってることは
その人の答なんでしょうね。


あたしが感じたことですよ。
放った言葉を
最初に聞くのは自分なら
意識して美しい言葉を
使いましてね。
穏やかな心になります。

 


こ噺


お末:
だんなは口が悪くてねぇ~
二言目には、
うるせぇ~って怒鳴るんだよぉ
この前だって、
だんなの方が悪いのにさぁ~
ばつが悪かったんだろぉ~ねぇ~
また、うるせぇ~って言って
出ていっちまってぇ~
帰りは午前様なんだよぉ~
ふらふらぁ~と帰ってきて、
高いびきなんだよねぇ
こっちは心配して、
寝ずの番だよぉ、たまんないよぉ~

たまにあたしがお茶会で遅くなったら、
「こんな遅くまで遊び歩いて
 偉い身分ですねぇ」
嫌みだねぇ~


お徳:
どこもいっしょだよぉ~
昨日なんか、
「今日は午前様になりそうだから
 先に寝てていいよぉ」
普段使わない言葉だから、
舌を噛みそうになってねぇ
笑いそぉ~になったよぉ、

ここでぐだぐだ言っても
心ん中晴れないからさぁ、
うちで酒会しょぉ!

ん~、だいじょうぶ、だいじょうぶぅ。
さっき言っただろぉ!
うちの人は午前様になるってぇ、
二人だけじゃ~、盛り上がらないから、
お良さんも呼ぼうよぉ、
声かけてくるねぇ~


お良:
お茶会じゃなくて、酒会ねぇ~
花見以来だ、楽しもう~かねぇ、
棟梁も建て主とこにお呼ばれしてるから、
棟梁も午前様になるねぇ、
ん~、その話ぃ~のった!

お末~、飲み過ぎだよぉ、
くだまいてるよぉ~、
お徳、お末にぃ、なんかあったのかい?


お徳:
お末とこのだんなの口の悪さに
切れてるんですよぉ、
二言目には、うるせぇ~って
怒鳴るらしくてぇ~
今のお末は切れまくりぃ~ですね。


お良:
ところでお末のだんなも今日は
午前様かい?

へぇ!
そろそろ帰って来るってぇ!
たいへんだよぉ~、
女房がぐでんぐでんに酔ってんだよぉ、
だんなの口が悪いだけじゃ~
収まらないよぉ!
お末、家追い出されるよぉ!
あぁ~、あ!


お末のだんな:
ごめんください。
お良さん!
そんな化け物でも見るような顔してぇ、
お末はどこです?


お良:
こちらでございます。


お末のだんな:
こちらでございますってぇ~
どこです?
あ!お末~


お末:
なんだい、うるせぇ~んだよぉ、
あたしの我慢にも限界があるんだよぉ
二言目には、うるせぇ~って
何様だぁ~、
だんな様かもしれねぇ~けどよぉ~
たまには優しい言葉でもかけねぇ~かあ、
てぇ~んだよぉ、聞いてんのかぁ~
返事は。


お末のだんな:
はい!!

 


だんなはお末さんを抱えて帰りました。
お末さんの脳裏にはだんなの言葉が、
焼き付いているんでしょうねぇ
酒に酔うと、本音が出るといいます。
お末さんの姿を見て、
だんなは反省したようですよ。

 

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今回は美しい言葉を使うと、
穏やかな心になるお話でしたが、


まずは、思いっきり吐き出して
心ん中がすっきりしたら、
使う言葉も変わるやもしれません。

 

 


今日の笑楽(わらら)噺はこれまで

またのお越しお~。