自分の胸に手をあてて、
今日もお仕事、がんばったね!
自分の良いところをノートに書きます。
良いところが見つかれば、
褒めることができます。
一つ褒め言葉が浮かびます。
二つ目が浮かばないなら、
ノートを閉じて別のことをやります。
あたしは編み物をしながら、
浮かんだ言葉は、集中力があるじゃない!
ノートに二つ目を「集中力がある!」
と書きました。
別のことをしていても、
やり残してることが頭ん中に残ってんですね。
頭ん中で自分の良いところ、
褒めることろを探してました。
頭ん中といいますと「脳」です。
脳には短期記憶と長期記憶が
あるそうです。
外からの情報を一時的に保存するのが、
「海馬」短期記憶だそうです。
記憶の重要さを判断する海馬から、
長期的に記憶したい情報を大脳皮質に送り、
長期記憶として保存されるそうです。
11月に京都で見た紅葉を思い出しました。
あたしは感動しましたね。
「海馬」で紅葉が短期記憶されまして、
脳裏に焼きついた美しい紅葉を思い出したのは、
短期記憶から「これは必要だぁ!」
長期記憶に保存したんですね。
こ噺
女将さん:
最近は自分褒めしてなかったね~、
忙しい時ほどやんなきゃね!
子どもん時は遊びながも
手習いしてても自分を褒めてたよね~
縄跳びがうまくできたら、
あたしってすご~い!
鬼ごっこで
捕まらない自信もあったしねぇ~
読み書きに算盤、
師匠に褒められて喜んだり!
そ~だね、褒められて嬉しかったから、
手習いもがんばってたねぇ
誰かに褒めてもらう、
子どもなりに気づいてたんだねぇ!
年を重ねるごとに褒めることは増えたけど、
褒められることは殆どないねぇ
褒められることが減ったぶん、
自分褒めも薄れてきてるのかな?
そりゃ、大変だ、うちの人に話なきゃ
棟梁:
けぇ~てきたぜ~
女将さん:
おまえさん、あたしのこと褒めとくれ!
棟梁:
びっくりするじゃね~か!
女将さん:
おまえさんが褒めてくれたら、
自分褒めできるだよぉ~
棟梁:
自分褒め!
いつもぶつぶつ言ってるじゃ~ね~か、
こ~んな言ってるぜぇ!
あたしが居るから棟梁は
安心して働けるんだ、
いい女将さんだねぇ
八の愚痴を聞いてやれるのも
あたしだけだよぉ、
いい女将さんだねぇ~
長屋中の相談を聞くのもあたしだよぉ、
いい女将さんだねぇ~
もっと聞くかい!
女将さん:
も~いいよ、
そんなに褒められたら
恥ずかしいじゃ~ないかぁ、
穴があったら入りたいよぉ!
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自分を褒めると言いますと、
意識してやるものだと思ってましたが、
考えてみますと、普段からやってることに
気づきました。
ゲームが分かりやすいと思いました。
コンピューターと対決しまして、
勝ちましたら大喜びです。
「やったぁ~、勝ったぜぇ~」
ここに、あたしが、おれが、を
やったぁ~、の後ろに付けるだけです。
一人称を加えるだけです。
加えると、言葉も増えました。
「やったぁ~、あたしが勝ったぜぇ~
やっぱ、あたしってすごい!」
自分、褒めです。
家事はどうでしょ~か!
毎日の洗濯物、干して乾かして
取り込んだら畳んで、やるしかないよねぇ~。
今日も1日が終わった、ゆっくり休みますか。
「やるしかないよねぇ~」
自分を後押ししてます。
「ゆっくり休みますか」
自分に労をねぎらってます。
普段から頭ん中で
自分と対話してると思いました。
頭ん中で、
明日から一泊二日の温泉旅行、
のっぺらぼうじゃまずいから
ペタッと貼って、ぺろっと取ったら
メイクOK、出来上がり~って
そんなマスクを
誰か開発してくんないかなぁ~
化粧品でしょう、あ!外出着はぁ~
準備はOK、あたしって手際がいいね!
準備が出来た自分を褒めてますね。
今日の楽(わらら)噺はこれまで
またのお越しお~。