「鏡の法則」
現実に見えることは
あたしの心ん中が
映し出したことです。
鏡を覗いてるあたしがいます。
髪をとかす行動をすれば、
鏡に映ってる
あたしが髪をといてます。
時差はありません。
当たり前のことですね。
こんなことがありました。
道の駅でガラガラの
抽選会がありまして並んでましてね。
あたしは前の方に声をかけまして、
一等あたりますよって言いましたら
その方も一等当たりますって
言いましたら
お見事、一等当たりました。
鏡の法則になりますかね。
あたしは三等でした。
こ噺
女将さん:
自分の中に神様が居るって
聞いたんだよ、
驚きだよね!
神様に合うには
どうすればいいか考えてたら、
ぽ~と、
浮かんだのが浮世絵なんだよ
全身描かれた自分と向き合うと、
その神様に会えると思うんだよね!
それでもってね、
神様と対話できると思うんだよね!
あたしの中の神様だからさぁ、
気品溢れた、
美しい~神様に合えるんだろぉ~ねぇ~
怖い気もするけど、
やってみてもいいかい
どんなに美しい神様だってさぁ
心ん中だよぉ~
どんなして出てくるかねぇ!
夜中はいやだよぉ、
ドロドロォ~って出てこられたら
たまったもんじゃ~ない
それとも!
お待たせしましたぁ~
あたしがあたしの神様です!
これはいいねぇ~~
棟梁:
なに一人で遊んでんだよぉ
浮世絵に戻してもいいかい!
浮世絵じゃなくても、鏡を見りゃ~
自分とご対面できるじゃ~ないか
聞いた話じゃ~、
鏡に写った自分に問いかけるって
言うじゃないか
例えばよ、
今日もよく働いた、おまえは偉いな~、
よくやった
おまえは大工の腕前は一流だ~、
かっこいいね~
かみさん思いのいい男だ、
男前だね~、
稼ぎもいいやなぁ~、
おまえの女房は幸せもんだぁ~なぁ~
とかね。
女将さん:
よくそこまで自分を褒められるよ~
あたしゃ~、
全身と向き会って
神様と対話したいんだよ
浮世絵の予約も取っちまたんだぁ
キャンセルできないよぉ
棟梁:
言い出したら聞かね~からなぁ~
ま、気のすむまでやりな
心ん中の神様と合ったら
おれにも合わせろよなぁ
女将さん:
いいよ、いいよ、
合わせてやるよぉ~
いいよ、いいよぉ~
嬉しい~ね~、
許可もらいましたからぁ!
着物仕立ててくるねぇ~
ありがとねぇ~~
棟梁:
着物が欲しいって
言や~いいじゃ~なぇ~か
素直じゃない、
おまえが見えましたよぉ
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自分探しってあります。
自分を探すってことは、
自分と向き合うことですかね。
あたしのことですよ。
自分と向き合いますと、
負けん気が強いあたし。
裏を返せば根気強いあたし。
こんなことして遊んでいますね。
今日の笑楽(わらら)噺はこれまで
またのお越しお~。